子育てアドバイス



                   入園前の教育を考える

                                  ― 実のところを  

                             2024年 第6回 (5月9日更新)                       

 本コラムは「幼児の適切な発育の観点」から就園前の教育において
何が大切なのかをお伝えしています。噂に左右されることなく、育児
と進学準備とを両立させてください。

  今年最初のコラムで、幼稚園で問われる内容は大別すると「どんな
家庭教育をしているか」、その親に育てられた子は「どんな子か」、
その親子は本当に「当園の教育理念と合っているか」の3つだとお伝え
しました。その話の流れに沿って、基本的身辺処理スキルを身につけさ
せることと、親子関係が築かれていることの大切さを採り上げてきまし
た。そして、前回は「子どもが泣いたらどうするか」という話題を通し
育児姿勢が見られているという話をしました。
 この質問が表すように面接では、特にお母さまに「具体的な対応」を
尋ねる質問が多いようです。願書ではスペースが限られているため、
抽象的な内容にならざるを得ません。そこで面接では「こんな時どうす
る」という具体的な質問を投げかけ、「実のところ」を知ろうとします。
子育ては苦労の連続です。育児書どおりにはいきません。そんな中、
保護者の方がどのような取り組みをしているか。模範解答ではなく実際
に汗をかいている=真摯に向き合っている姿勢を見て取りたい、感じ
取りたいのです。

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               ― 次回のコラムは6月7日 UPの予定です ―  

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