子育てアドバイス



                         入園前の教育を考える

                                    ― 常識を信じて  

                               2025年 第1回 (1月28日更新)                       

 本コラムは「幼児の適切な発育の観点」から、就園前の教育において何が大切なの
かをお伝えしてきました。すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、当スクール
は今年度をもって「教室」事業を終了することにしました。今後は、他の形で教育に
貢献すべく動いています。ということで、このコラムもあと2回ということになりま
した。そこで、最後に一番お伝えしたいことを記しておこうと思います。

 一番お伝えしたいこと、それは「自分の常識を信じてほしい」ということです。
保護者の方々は、皆さん子育て初心者かもしれません。でも、30年、40年とこの社会を
生きてきた大人です。皆さんはその中でいろいろなモノ・コトを目にし耳にして来られ
ました。そこで培われた「知識」があります。それを組み合わせて「知恵」となせば、
たとえ未知の子育てや幼稚園進学のことでも適切な判断ができる「常識」が備わって
います。その常識に沿って、おかしいと感じたことはおかしいのです。
 あれができないとダメ。これが足りないからこれをやりなさい。そうあなたに語り
かけてくる人がいたら疑いましょう。子どもも大人も、皆なにか足りない存在です。
足りないものを時間をかけて埋めていく。それが人生です。即席で埋められると
言う(宣伝する)人には注意をして子育てと向きあっていきましょう。

                      pc24.11.png       

                ― 次回のコラムは2月28日 UPの予定です ―  

  ●入園考査が気になる方は「遊びで準備ヒント集」

   

 


 

 

このページの先頭へ戻る