子育てアドバイス



                 入園前の教育を考える

                          ― 清潔スキル  

                      2023年 第9回 (6月9日更新)                       

 本コラムは「幼児の適切な発育の観点」から就園前の教育において
何が大切なのかをお伝えしています。噂に左右されることなく、育児
と進学準備とを両立させてください。

  今回は入園するまでに身につけさせたい基本的生活スキルの4回目
「清潔」についてお話しします。
 0歳でもオムツが濡れていれば不快です。でも、食べカスが口に
残っていることや、手が汚れていること、肌に汗がベトついている
こととなると、どの程度「不快」と感じるか怪しくなります。それ
ぐらい平気な子もいます。しかし、放っておけば虫歯や口臭・体臭
の原因になるだけでなく、食中毒や感染症の原因になることも。
それでは「集団で生活する資格」という観点から問題ありと言わざる

を得ません。

 入園までに食べカスや汗などを「不快」と学習させておく必要が
あります。自然に学べるとは限りませんから、親が「気持ち悪いね
え。これ(歯磨き・汗拭き・手洗いなど
)で、すっきりしたね。
気持ちいいねえ。」と言って「不快」から「快」へと変わる経験を
させることが大事です。
 入園面接で「どのように清潔を教えているか」とは問われませんが、
「基本的生活習慣で大切にしていることは?」「課題は?」と質問
されることはあります。上手にできる必要はありませんが、集団
(幼稚園)生活を前に、手洗いや、ぶくぶくうがいなどは家庭でも
実践する。また、汗を拭く、鼻をかむことを嫌がらないようにして
おいてほしいところです。

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      ― 次回のコラムは6月30日 UPの予定です ―  

            

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